日記
現代医療とアロマテラピーとの違い(日本)
現代医療では、いわゆる病原菌などの原因がはっきりわかる病気から、
ストレスや長期にわたる生活習慣や体質による、生活習慣病や心身症など病気の質が多岐にわたります。
こうなると、病原菌を狙い撃ちする現代医療の考え方だけでは、対応できなくなっているのが現状です。
特に現代医療が苦手とする病気は
◆アレルギー疾患
◆ストレスにより発症する様々な疾患(自律神経失調症)
◆更年期の不定愁訴
これらの疾患症状に対して、アロマテラピーは、病巣部分だけでなく、
心身の調和をはかり、生体リズムを整えていく大変有効な療法です。
不定愁訴とアロマテラピー
東洋には、漢方・中医学・アーユルヴェーダで、それぞれに問診票、体質診断法など
その人にあわせた薬剤の調合法が体系化されています。
現代医学では、この観点が軽んじられていますが、
現代医学で解消できない不定愁訴に対してアロマテラピーの効果が期待が出来ます。
そして注目するのは、アロマを塗布する方法による効果です。
♢不眠症へのアロマトリートメント♢
改善率
第一位 体質と症状にあわせたアロマで施術トリートメントを行うと最も効果的で約90%改善
第二位 反射区療法と経穴を利用した場合は約86%改善
第三位 患者自身で塗布した場合約78%改善
このように、特に心理・精神に関する症状には、体質に基いた精油選択をすることが有効であるという実証データがあります。
お客様の体質と症状を体質診断によりセレクトしたアロマオイルで施術することも可能です。
フランス式とイギリス式のアロマテラピーに対する考え方と使われ方
フランスでは、医師を中心に医療としての捉え方で進み、医師の処方により精油がブレンドされ、皮膚塗布・経口投与・座薬など健康保険に適用される医薬品として使われています。(現在は医療財政負担の為、精油の種類によっては保険適用から外されています)
イギリスでは、マルグリット・モーリー女子の影響もあり、1970年にアロマテラピーが人気を集めだしましたが、医薬品として認められず主にリラクゼーション・エステ・で採用されるようになりました。
♢アロマの位置づけ♢
イギリス式→医療としてではなくエステ・リラクゼーションとして広がる
フランス式→医療使用・健康保険適用・医薬品として使用されている
♢使用の仕方♢
イギリス式→芳香浴・マッサージ 精油濃度0.5~2%
フランス式→皮膚塗布・経口投与・座薬 精油濃度10~50%(場合によっては原液そ使用します)
フランス式では、精油の内容成分を分析し、治療目的に合わせて処方されている、医療面での臨床データが豊富であり精油の内容成分を化学的に分析することが必要条件とされています。